2015年6月29日月曜日

工芸染色実習 「ろうけつ染め」

◆ 工芸染色実習 「ろうけつ染め」

キャリア創造学科ファッションデザインコースの2年生が主に履修する「工芸染色実習」についてお届けします。

この実習では、代表的な工芸染色の技法をマスターし、応用できる能力を身につけることを目標としており、各種染料と繊維の適合性を理解できる能力を身につけると共に、デザイン力と色彩センスを養います。

工芸染色の技法は多種多様ですが、いくつかの代表的な技法を駆使して、各自の個性を生かしたデザインと配色により各作品を染め上げます。
またその過程で使用する各種染料の特徴や、染料と素材(布)との相性、染色方法を理解します。


前回お届けした「工芸染色実習」の記事はこちら。
スクリーン捺染を行いました。
・2015年6月8日(月)「工芸染色実習「スクリーン捺染」


今回お届けするのは、ろうけつ染めについてです。
ろうけつ染めとは、溶かした蝋(ろう)を筆などで布に塗って模様を描き、染料で布を染色します。
その後、水洗いをして蝋を落とすと、蝋を塗った部分は白く染め抜かれるというものです。

前の週に布の裏表からのろうがきを終え、この日はブルー、ピンク、オレンジ、グリーンの4色から好きな色を選び、染料を計測するところからスタートしました。

染液に硫酸ナトリウムや炭酸ナトリウムを加え染色し、水洗い。
白かった布が鮮やかに染まっていきます。

花、ロゴ風、キャラクター、英単語など、さまざまなモチーフが見事に染め上がりました。
大ぶりな布なので、風呂敷として使うも良し、クッションカバーに加工しても良しです!







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