2015年6月8日月曜日

工芸染色実習 「スクリーン捺染」

◆ 工芸染色実習 「スクリーン捺染(なっせん)」

キャリア創造学科ファッションデザインコースの2年生が主に履修する「工芸染色実習」についてお届けします。

この実習では、代表的な工芸染色の技法をマスターし、応用できる能力を身につけることを目標としており、各種染料と繊維の適合性を理解できる能力を身につけると共に、デザイン力と色彩センスを養います。

工芸染色の技法は多種多様ですが、いくつかの代表的な技法を駆使して、各自の個性を生かしたデザインと配色により各作品を染め上げます。
またその過程で使用する各種染料の特徴や、染料と素材(布)との相性、染色方法を理解します。


前の週にスクリーン型の制作を行い、この日はTシャツにスクリーン捺染の作業を行いました。
スクリーン捺染とは、版型を布の上に重ねてその上からインクをスキージ(へら)でかき、覆われていない部分の目を通ったインクが布に印捺され模様をあらわし、アイロンなどによって染めつかせ仕上げる方法です。


自分で描いたキャラクターやロゴなどのモチーフを、好きな色に調合したインクを使って、白いTシャツに染めていきました!
スクリーン製版機などの機械は必要ですが、自分たちの手によってオリジナルのTシャツが作れるとあって、みなさん楽しみながら実習に取り組んでいました。

完成したTシャツをコーディネートして、夏のファッションに取り入れてみてくださいね!


これまでの実習では、テーブルセンターのステンシル染め、ストールのオパール染めなどを行いました。

こちらの写真はオパール染めの作品です。
(写真はしわしわですが、このあとアイロンをかけてきれいになりました!)

ウミガメや花のなど夏らしい模様もあり、エアコンの冷え対策にさっそくこのストールが重宝しそうですね!

次週は、ろうけつ染めに挑戦します!

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